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2025 白馬会議(第18回)ご案内

≪テーマ2025≫
戦後80年、日本はこれからの世界で

どう生きて行くのか?
日本人にとって「戦後80年」はアメリカと向き合えば依然「敗戦後80年」であり、アジア周辺国からは「抗日戦勝80年」が聞こえて来る。あの開戦前夜に日本人が見ていた世界史の風景と80年後の今、遭遇している風景は重なりはしないが、直面する現実への洞察と目まぐるしい情勢変化への舵取りの重要性は依然変わらない。果たして日本はこれからの世界でどう生きて行くのか?今年の白馬では先ず2つの「超大国」アメリカと中国への向かい方を議論し、さらにEUそしてインドやグローバルサウス諸国を引き込んだ新たな世界秩序における日本の役割と可能性につき熱論を展開する。

日時:2025年11月15日(土) ~11月16日(日)

会場:白馬樅の木ホテル  https://www.mominokihotel.com/

定員:50名

主催:白馬会議運営委員会

後援:『世界経済評論』
http://www.world-economic-review.jp/


​セッションテーマ

第1セッション
アメリカと日本:この2つの国の出会いと未来
By エマニュエル・パストリッチ氏 アジア・インスティチュート理事長
​
「今、アメリカは沈没していく船のようです。日本は彼岸からそれを見てアメリカの失敗から学び、新しい世界秩序の構築に積極的に関わってほしいと願っています。日本は、かつて東アジアの中心であり、独自の文化と技術を発展させてきました。その経験と知恵を生かし、アメリカに過度に依存することなく、自立した外交を展開し、東アジアの平和と繁栄に貢献していくことを期待しています。」・・・これはパストリッチ氏の近著『沈没してゆくアメリカ号を彼岸から見て』に出て来る日本人へのメッセージである。ライシャワーやエズラボーゲルのようなかつての知日派アメリカ人に比較してパストリッチ氏はちょっと違う。彼は祖国にいても日本にいても自分の背筋をぴんと立てている。だからアメリカ政府にも手厳しいし、誇りを持った日本人を好む。パストリッチ氏との対話を通してペリー以来の日米交流の原点を探ってみたい。
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【プロフィール】
1964年生まれ。アメリカ合衆国テネシー州出身。イェール大学卒業、東京大学大学院修士課程修了(比較文学専攻)、ハーバード大学博士。イリノイ大学、ジョージワシントン大学、韓国・慶熙大学などで勤務。韓国で2007年にアジア・インスティチュートを創立。20年の米大統領に無所属での立候補を宣言したほか、24年の選挙でも緑の党から立候補を試みた。23年に活動の拠点を東京に移し、アメリカ政治体制の変革や日米同盟の改革を訴えている。江戸文学・文化の研究を通して日本や韓国の文人精神や自然と共生する日本人の知恵を高く評価する。

第2セッション
中国と日本:巨大経済のアキレス腱と日本の役割
By    郭四志氏 帝京大学冲永総合研究所特任教授
​
大連生まれの郭四志(かくしし)氏は長年滞在の在日中国人経済学者として祖国経済に常に冷静な眼を向けて来た。潜在成長率が2000~07年は年平均10.2%だったのが21~25年には4.7%まで低下する(JPモルガン予測)。世界の製造業生産高に占めるシェアは2010年の33%から、22年には29%と3割を下回り世界の工場パワーに陰りが出ている。何故、中国経済は失速に揺らぐのか?郭氏は鄧小平の独創で生まれた「社会主義市場経済」の3つの特徴(融合性・柔軟性・過渡性)を中国人が忘れかけていると見る。それを呼び覚まさせられるのはハイテク・グリーン技術を始めとする日本経済の底力だという。米中地政学的対決構造下で自信喪失になりがちな日本が実は持っている対中交渉カードの優位性を郭氏との対話から炙り出してみたい。
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【プロフィール】
​1958年、中国大連市生まれ。大連外国語学院日本語学部卒。吉林大学大学院修士課程修了、法政大学大学院博士後期課程修了(経済学博士)。東京大学外国人研究員、日本エネルギー経済研究所研究主幹などを経て、2008年から帝京大学経済学部教授。24年4月より帝京大学冲永総合研究所特任教授。専門は国際経済、中国経済、エネルギー経済。著書に、『日本の対中国直接投資』、『中国石油メジャー』、『中国エネルギー事情』、『中国 原発大国への道』、『産業革命史』など。

第3セッション
米中狭間で問われる日本独自の世界構想力
By 武者陵司氏 武者リサーチ 代表
​
​
武者氏は自前生産力の国内回帰を目指して関税を引き上げ、海外からの対米投資を求める米国に強権的な対外進出野心はないとし、一方、中国は国内過剰貯蓄が定着し、大幅な貿易黒字で稼いだ外貨のはけ口として軍事力増強に連動した20世紀型帝国主義の野心を隠さないと見る。さらにエネルギー戦略にも両者には利害衝突がある。「ウィンドパワー」、「EV」、「ソーラー」の世界の供給力を支配し「脱カーボン」の最大の受益者である中国に対し、「脱カーボン」を進めれば中国から輸入せざるを得なくなる米国は敢えて「脱カーボン」を捨て「脱・脱炭素」路線に踏み切った。この2つの巨大経済パワーがしのぎを削り合う狭間で日本は本来の強み・弱みを生かしながらいかなる独自ポジションをつかんでいくのか、その「世界構想力」が問われる。
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【プロフィール】
​ 1973年 横浜国立大学経済学部卒業後、大和証券に入社し、調査部配属。87年まで企業調査アナリストとして繊維、建設、不動産、自動車、電機・エレクトロニクスを担当。ニューヨーク駐在の大和総研アメリカでチーフアナリスト、大和総研企業調査第二部長を経て、1997年1月ドイツ証券入社し、調査部長兼チーフストラテジスト、2005年副会長兼チーフ・インベストメント・アドバイザーに就任。2009年7月 武者リサーチ設立、現在にいたる。

タイムテーブル

11月15日(土)
時   間​
プ ロ グ ラ ム​
12:30~13:20
※白馬駅バス停及び白馬八方バス停よりホテルバスに乗車し到着後、直接レストランホールへ。 
オープニングランチ (各自30秒自己紹介)
13:20~14:30
第1セッション (報告50分・テーブル内討議10分・Q&A10分)    
14:40~15:50
第2セッション (   同上   )          
15:50~16:10
チェックインタイム (各自ルームキーを受け取りチェックイン)
16:10~17:20
​第3セッション (報告50分・テーブル内討議10分・Q&A10分)
17:20~18:50
休憩タイム   (温泉・散策等)
18:50~19:20
カクテルレセプション (atロビー、ピアノ生演奏)
19:20~21:20
​ビュッフェディナー (デザートタイム時に数名のナイトトークあり)
21:20~
​自由時間(温泉・ロビーでの団らん等)
11月16日(日)
​時   間
プ ロ グ ラ ム​​
7:00~8:30
朝食
8:30~9:00
 チェックアウトタイム(各自、ルームキーをホテル受付に返却)
9:10​~10:30
 ウエークアップスピーチ(参加者4名が自由課題報告各20分)
10:30​~12:00
総括討議 (90分・セッション報告者によるパネル討議及び会場とのQ&A)
12:00​~13:00
クロージングランチ(各自30秒自己総括)
※ランチ後、ホテルバスにて白馬駅バス停及び白馬八方バス停までお送りします。
 13:10発 (JR白馬駅発13:41の新宿行「あずさ38号」に乗車)
 14:20発 (白馬八方バス停発14:45の長野駅行きバスに乗車)
 15:00発 (JR白馬駅発15:21の「白馬2号」に乗車)


ホテルアクセス情報

【行 き】 11月15日(土)

〈コースA〉 東京駅スタート
9:04発「あさま605」に乗車。10:41長野駅についたら改札出て左側の東口1階にあるバス乗り場26番から11:00発白馬駅行きに乗車、12:15着。(片道2,900円) 出迎えのホテル車でホテル着12:20。

〈コースB〉 新宿駅スタート
8:00発「あずさ5号」に乗車。11:40白馬駅着、ホテル車で11:50着。

〈コースC〉 名古屋駅スタート
8:00発「しなの3号」に乗車。10:05松本着。10:41発白馬行「あずさ5号」
に乗り換え、11:40白馬着、ホテル車で11:50着。


【帰 り】 11月16日(日)

〈コースA〉 
14:20発ホテル車で白馬駅へ。14:45発バスで長野駅着16:10。東京行き特急は以下2つから選択。
ⅰ)長野駅発16:25の「あさま626号」乗車。18:12東京駅着。
ⅱ)長野駅発17:05の「かがやき510号」(全席指定)乗車。18:28東京駅着。

〈コースB〉
13:10発ホテル車で白馬駅へ。白馬駅発13:41発「あずさ38号」乗車。17:25新宿着。

〈コースC〉
15:00発ホテル車で白馬駅へ。白馬駅発15:21「白馬2号」乗車。松本駅で16:54発「しなの20号」に乗り換え、19:07名古屋着。
​

参加申込要領

参加費用
1名 36,000円  (1泊4食滞在費・会議運営費)
※デラックスツインの1名使用。同室2名使用の場合は1名31,000円。
※日帰り参加等、参加形態により減額調整します。
参加定員
先着申込50名
参加申込方法
下欄の申込フォームにご記入の上、送信ください。
 お問合せ先
〒206-0031 東京都多摩市豊ヶ丘5-3-5-201
白馬会議運営委員会事務局代表 市川周
TEL:080-3712-1951  Email: i c h i @ g b 3 .s o - n e t . n e . j p

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​2024 白馬会議(第17回)報告


​≪テーマ2024≫


​大統領選後の日米関係
 
変わるアメリカにどう立ち向かうか? 

新大統領が登場する来年、 日本は 「対米敗戦80年」の大きな節目を迎え る。 160年前のペリー、80年前のマッカーサー、 そして今、 トランプ???。 日本は過去80年ごとに“アメリカンヒーロー”と出会う中で国の針路を大きく 転換せざるを得なかった。 次の80年はどうか? 変わるアメリカに日本は再 び変化を余儀なくされるのか? それとも主体的な変化に挑むチャンスを日 本自身でつかむことが出来るのか? 
日時:2023年11月16日(土) ~11月17日(日)
第1セッション
「日米関係の軌跡―従属か自立か」 
By 大澤真幸氏 社会学者 元京都大学教授

1945年の対米敗戦以来、 両国関係の基調は占領政策の延長上にある 「対米従属」 であった。 この基調は1960 年半世 紀にわたって続く中、 今、アメリカに日本を従属させておく必要性とそのコストに疑問符がつき始めている。の日米安保条約改定時、 「対米自立」 への機運が一時的に垣間見られたが、 その後終息。 「対米従属」 がもし日 本自らが「対米自立」を選択する可能性すら出て来るとしたら我々に果たしてその用意はあるのか?

第2セッション
「2つの戦後―日本とドイツの違い」        
Byマスロー・セバスティアン氏 東京大学社会科学研究所 准教授 (ドイツ出身)

アメリカに大胆にも挑戦し、徹底的な敗北したもう1つの国家がある。ドイツだ。 ドイツも80年間の 「戦後」 時間が 流れたが、 「戦後」という表現は日本のようにはあまり使われないし、「敗戦」と「終戦」といった不思議な使い分け にもこだわらない。 又、米軍基地に対する占領軍的不平等性も日本より少ない。 この両国の戦後体験の違いを在 日経験の長いドイツ人学者の眼から比較分析してもらう中で、 日本の 「戦後」の異質性、 異様性を明らかにする。 

第
3セッション

「戦後の背骨・日米安保の将来を問う」
By神谷万丈氏 防衛大学校総合安全保障研究科教授


日米関係の最初の80年が友好から猜疑恐怖そして激突の時代であったとすれば、 2回目の80年 は「敗戦後」が延々と続いた「対米従属」 の時代であった。 そのアメリカが相対的に日本へのコミットを 後退させ始めているとすれば、「占領軍」は追い出すまでもなく自ら去り、アメリカの過剰な関与を希 薄化させることになる。 その中で 「戦後」の背骨であった日米安保の将来はどうなる? 



​2023 白馬会議(第16回)報告

​
​≪テーマ2023≫


​どうする原発
​

—コモン・センスで問え!日本のエネルギー選択--​

2011年3月11日に発生した東日本大震災による福島第一原子力発電所事故は全ての日本人に脱原発への道を思いしらせたかに見えたが、私たちの議論は再び迷走し始めている。かつてトマス・ペインはアメリカ独立戦争の最中、歴史的著書『コモン・センス』を著わし、「イギリスからの独立」がアメリカ国民にとっての「コモン・センス」すなわち「自明の理」であると訴えた。それでは今、日本国民にとって「脱原発」は果たして「コモン・センス」と言えるのか?原発継続を巡る“二項対立”的論争を超え日本国民にとって真に「コモン・センス」に適うエネルギー選択とは何かを問いかけた。
日時:2023年11月18日(土) ~11月19日(日)
会場:白馬樅の木ホテル  https://www.mominokihotel.com/
主催:白馬会議運営委員会
後援:『世界経済評論』
http://www.world-economic-review.jp/
​協賛:株式会社 ジーアンドエフ https://www.gandf.co.jp/​
白馬会議2023報告書.pdf
File Size: 7625 kb
File Type: pdf
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​2022 白馬会議(第15回)報告


さよならダボスー白馬から日本を動かす議論を
​
​
~白馬会議はSEASON2へ~

コロナで足踏みを余儀なくされた白馬会議は3年ぶりに現地開催に漕ぎつけた。何人集まって来るのか?正直、一抹の不安があったが、3名のゲスト講師を含め40名の参加者が結集した。これで行ける。報告書作成(2022年)、ZOOMシンポジウム(2021年)とコロナ渦を凌いで昨秋、北アルプスの麓に戻った15回目の白馬会議はその底力を証明した。
 
「西のダボス、東の白馬」と2008年の白馬会議発足以来、追いかけて来たダボス会議はどうか。1971年にスイスダボス村で創設された時はヨーロッパ人中心の集まりであった。それが1989年のベルリンの壁崩壊、冷戦終結をもって大化けした。東西南北、世界各国の首脳や国際機関の代表、企業経営者ら3000人を超える参加者の集う今のダボス会議にのし上がった。それから30余年が経過しコロナパンデミックに遭遇する中、2021年は中止。2022年はロシアのウクライナ侵略で5月に延期開催され、本年1月に通常開催に戻った。
 
しかし、ダボス会議は今、大きな曲がり角に立っている。先ずは今回の会議テーマ「分断された世界における協力」でベルリンの壁崩壊以後出現したグローバルダボスの時代が終わったことを認めた。G7首脳の内、出席したのはドイツのショルツ首相のみだった。オルガルヒ(ロシア新興財閥)やジャック・マーのような中国富裕経済人たちも会場から姿を消していた。参加者総数も3000人を下回った。
 
『文明の衝突』を著わした米政治学者ハンチントンは西欧を源流とする「ダボス文化」を共有できるのは世界人口の1%に過ぎず、人類は「多極的で多文明的な世界」に向かわざるを得ないと批判していた。ハンチントンは我が日本文明を世界八大文明のひとつに加えながらも、「一民族一国家で形成される特異な文明」と異端視していた。その日本からは結局、一部のダボスおたくを除きダボス会議人脈の中枢に入り込もうとする者はいなかった。
 
「堂々たるニッポン主義」―白馬会議は何処まで行っても日本人参加者中心の「FOR JAPAN」論議である。白馬に様々な舞台で活動する「志ある知的日本人」が毎年集まって来て、「世界における日本の針路」と「日本国民のコモンセンス」について意見をたたかわせる。この開き直りがダボス会議の黄昏を感じる今、私たちの覚悟、プライドそして使命感として輝き始めた気がする。「北アルプスを仰ぐ白馬から日本を動かす議論を!」―白馬会議SEASON2の始まりだ。


​2022 白馬会議(第14回)報告


≪テーマ2022≫

コロナ後・ウクライナ後の日本の未来を問う!
一体、コロナ、そしてウクライナの先にどんなニッポンが見えて来るのか?
下記3つのセッションを軸にして熱論を展開した。


第1セッション:
​

ロシア・ウクライナ侵略と日本の安全保障
― 戦後平和外交に何が問われているか?


​
ゲスト講師:  鈴木一人氏 東京大学公共政策大学院教授
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第2セッション:
​

コロナ・ウクライナと日本経済沈没
― 成長軌道に戻す「TODOリスト」とは?


ゲスト講師:小黒一正氏  法政大学経済学部教授
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第3セッション:
​

危機のニッポン政治
― 今、現場で何が起きているのか?


ゲスト講師:上田清司氏  参議院議員・前埼玉県知事
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第15回白馬会議報告.pdf
File Size: 12824 kb
File Type: pdf
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​【2021年第14回白馬会議(ZOOM)報告】

 
​コロナのため2020年に続き白馬会議の現地開催を2021年も諦めざるを得なかった。但し、この2年間、私達はコロナの前で只、足踏みをしていただけではない。様々な現場でコロナと格闘しながら、実はコロナを越えて見えて来る新たなニッポンを模索していたのではないか?そんな問題意識と期待の中で、過去12回の白馬会議に集った延べ800名の方々に呼びかけ、2021年はZOOMシンポジウムを開催、2022秋の白馬会議再開に向けた知力充実と心意気を喚起した。


開催日時:2021年11月28日(SUN) 14:00~16:30 (ZOOM)


テーマ:コロナを越えて見えて来るニッポンを問う!
​                     ―政治・経済・外交の視点からー


​コロナを越えるニッポンにどんな未来が開けて来るのか?目先の楽観、悲観に振り回されずに、これから向かうべき日本の姿を政治、経済、外交それぞれの視点から注目すべき3人の論客を招いて徹底討議しました。

​
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金井利之氏 東京大学大学院教授
​ 

【論点】コロナ対策禍の国と自治体

COVID-19に直面して、日本政治の「基礎疾患」が明らかになった。改革、官邸主導、印象操作・改竄・偽装などの「免疫暴走」が繰り返されるなかで、足下からじわじわと行政・自治が蝕まれて、経済と社会と文化が苛まれたのである。むしろ、何もしない方がマシであった。
〈プロフィール〉
 東京大学法学部卒業。東京都立大学法学部助教授を経て、東京大学大学院法学政治学研究科教授。専門は自治体行政学。著書に『コロナ対策禍の国と自治体』『行政学講義-日本官僚制を解剖する』『地方創生の正体』等。

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武者陵司氏 武者リサーチ代表
 
​【論点】大きな政府時代の到来と日本

​    ~変わるゲームのルール~

40年間続いた小さな政府、市場に依拠した資源配分の時代が終わり、財政・金融・制度などあらゆる面で、政府のイニシャティブが求められる時代に入った。デジタル革命で生み出された膨大な労働と資本の余剰を処理するために(=ゼロ金利とデフレの危機に対処するために)、専制主義によって台頭する中国に対峙するために、ゼロカーボンを達成するために、市場の限界が痛感させられる時代である。中途半端な日本、大丈夫なのか。
〈プロフィール〉
 横浜国立大学経済学部卒業後、大和証券を経てドイツ証券入社し、調査部長兼チーフストラテジスト、副会長兼チーフ・インベストメント・アドバイザーを歴任。2009年武者リサーチ設立。著書は『アフターコロナ V字回復する世界経済』『史上最大の「メガ景気」がやってくる』『超金融緩和の時代』等。

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渡部恒雄氏 笹川平和財団上席研究員  
 
​【論点】 日本は米中対抗・競争の最前線

コロナパンデミックは米国の求心力の低下を増幅させた。バイデン政権は中国との競争・対抗路線を取っているが、冷戦期のような全面的な関与をする軍事・経済的な余裕はなく、日本への期待が高まる。日本にとっては危機であるとともに機会でもある。
〈プロフィール〉
東北大学歯学部卒業。米国ニュースクール大学政治学修士課程修了。米戦略国際問題研究所(CSIS)上級研究員を経て2005年帰国、三井物産戦略研究所、東京財団から現職。著書は『2021年以後の世界秩序』 『2025年米中逆転』『「今のアメリカ」がわかる本』等。


​【2020 白馬会議特別レポ―ト】
​


​コロナパンデミックを越えて
​
-36の視点-

コロナが本格化した20202年は白馬村での会議開催を断念。2008年に開催した第1回より白馬会議に集ってきた「知的個人」の中から「有志的論客」36名の皆さんに依頼し、コロナに立ち向かうショートメッセージを寄稿して頂いた。
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※2020年特別レポートは以下よりダンロードできます。
白馬会議特別レポート.pdf
File Size: 1990 kb
File Type: pdf
ファイルをダウンロードする



​【2019年第12回白馬会議討議報告】


​令和の始まりはどことなく明るいムードが漂っていたが、新しい時代をどう切り拓くか明確なビジョンが示されているわけではない。12年目の白馬会議では「令和ニッポンの青写真を描け」と意気込んだが、青写真の下書きを持ち帰った実感はなかった。我々の眼前は依然と荒野である。
 第1セッション
“第4の波”にどう立ち向かうか?―ブロックチェーン革命とサイバーセキュリティ
松田 学氏 (松田政策研究所代表)

 第2セッション

21世紀前半の日本政府の進路
金井 利之氏 (東京大学大学院法学政治学研究科教授)

第3セッション

米中超大国間でどうバランスをとるか?―日本外交模索の先
川島 真氏 (東京大学大学院総合文化研究科教授)

​
​
第4セッション
若者はどう未来をつかもうとしているのか?-世代間キャップを越えて
西田 亮介氏 (東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授)

※討議報告全体は第12回白馬会議報告書を参照
※討議会場の模様は35分間のダイジェスト動画を参照。(本動画は水野哲也氏の協力で制作されました。)


​お問合せ:​白馬会議運営委員会 
〒206-0031 東京都多摩市豊ヶ丘5-3-5-201   TEL: 080-3712-1951   EMAIL: i c h i @ g b 3 . s o - n e t . n e . j p
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